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すぐに始められる日経先物取引

具体的なやり方としては、給与振込や年金振込口座の指定、あるいは、電気・ガス・水道といった公共料金の自動引落しのセット、住宅ローンや教育ローンの取扱いなどがある。 銀行はこれらの機能をセットすることによって、各種の決済に備えた安定的な流動性預金の残高を維持できる。
また、いったんこうした多機能をセットすると、取引銀行の変更は容易でなくなるため、銀行はこれらの顧客との長期的、継続的な取引を期待できる。 銀行は、今示したような方法をはじめとして、さまざまな工夫を凝らして個人預金者の獲得に努めている。
個人預金獲得の決め手は、かつては銀行が違っても商品性に違いがなかったため、担当者の熱意(足と汗?)がすべてであったわけだが、今では銀行の企画力、商品提供力の勝負になっているといっても過言ではない。 こうして金利自由化に伴い、銀行の預金獲得姿勢がどのように変わってきたかをみると、アグレッシブな金利設定を行って預金獲得に走るという戦略がないことに気づかれた読者も多いと思う。
銀行にとっての最大の関心は、調達コストを下げつつ効率よく預金を吸収することにある。 預金増強のための金利競争の動きは、今のところ大きな流れとはなっていないようである(ただし、一部の地域金融機関にはこうした傾向が窺えるところもある)。
これはどうしてなのか。 金利自由化によって銀行間の金利競争はどうなったのか。
この点については次の項目で詳しくみていきたい。 93年の定期性預金金利に続き、94年には流動性預金金利が自由化され、いよいよわが国にも本格的な金利自由化時代が到来した。
しかし、預金者の反応は意外に冷めている。

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